アデノスルコバラミン(ビタミンB12)について
ビタミンB12はコバラミンとも呼ばれ、コバラミンにはメチルコバラミン、アデノスルコバラミン、ヒドロキソコバラミン、シアノコバラミンの4種類があります。シアノコバラミンやヒドロキソコバラミンは点滴製剤としても使用されています。ビタミンB12は悪性貧血を防止することから発見され、比較的尿として排出されやすい特徴がある水溶性ビタミンで、葉酸とともに赤血球のヘモグロビンを合成すると同時に葉酸の再利用を助ける事により、核酸やタンパク質の合成や修復などの働きもあります。また、肝臓に貯蔵され、時差ぼけなどの防止にも貢献しています。
参考情報
・栄養機能食品の表示情報
(1)栄養機能食品の場合、表示してもよい内容
ビタミンB12は、赤血球の形成を助ける栄養素です。
(2)栄養機能食品の場合、表示しなければならない内容
1.本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
2.1日の摂取目安量を守ってください。
・発表された論文など
(1)虚血性脳卒中の患者におけるホモシステインの低下と脳卒中の再発、心筋梗塞、脂肪の予防。
米国、カナダ、スコットランドにおける大学病院、地域病院、神経系の開業医院、退役軍人担当医療センターなど56施設での軽度脳梗塞を患った成人 3680人が高用量の葉酸、ビタミンB6(ピリドキシン)、コバラミン(ビタミンB12)投与と低用量との比較を2年間行い、脳卒中の再発リスクが減少するかに関する研究で、血中総ホモシストロールを低下させても再発防止には役立たないが、ホモシステインが高い場合など他に役立つ可能性があるという発表があります。
注意事項
(1)飲み合わせについて
食品に由来している成分であり、特に問題がないといわれています。ビタミンB12は水溶性ビタミンということもあり、多量摂取しても比較的尿として排出がされますが、ビタミンB群が配合されているサプリメントとの長期的な摂取は過剰摂取になる場合がありますので、注意が必要です。
(2)摂取について
体質や体調によりまれに湿疹、過敏症、下痢などを起こす場合がありますが、不純物による場合もあり、注意が必要です。
(3)欠乏症について
ビタミンB12が不足してしまうと、貧血、口内炎、舌炎、疲労、食欲不振、神経過敏、鬱の原因になる可能性があり、妊娠時の不足は胎児における脳形成が不全の可能性が高くなり、乳幼児における発育不全にも大きく影響が繋がる場合があります。
含まれている食べ物やサプリメントについて。
・食べもの
牛・豚・鶏のレバー、カキ、アサリ、シジミ、ハマグリ、サンマ、サバなど
・サプリメント
ビタミンB12はサプリメントでも摂取することが可能です。ただ、サプリメントの場合にはビタミンB群での含有が多く、併用する際には注意しましょう。
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