お正月といえば・・・

日本ではお屠蘇(オトソ)と呼ばれる事が多く、主に邪気を払い、心身を目覚めさせて甦らせるという意味があるといわれてます。屠蘇散は別名:延命屠蘇散とも呼ばれています。屠蘇散には身体を暖めて胃腸の働きを助ける効果があるといわれていますので、元旦のみならず冬の季節にはおすすめできる漢方薬だったのですね・・・

ただ、飲み過ぎは厳禁ですね・・・他にも中国で発達した学問を集約した書物の本草綱目では赤朮(赤オケラ)、桂心(桂皮:ケイヒの別名)、防風(ボウフウ)、抜契(バッカツ)、大黄(ダイオウ)、鳥頭(ウズ)、赤小豆(シャクショウズ)の掲載があるようです。

もし本格的に作りたい方がおられます場合にはそれぞれの生薬を準備する事になります。

最近では山椒(サンショウ)、細辛(サイシン)、防風(ボウフウ)、肉桂(ニッケイ)、乾薑(カンキョウ)、白朮(ビャクジュツ)、桔梗(キキョウ)であったり、桔梗(キキョウ)、防風(ボウフウ)、山椒(サンショウ)、肉桂(ニッケイ)、白朮(ビャクジュツ)といった組み合わせをする場合が多いようです。

屠蘇散
販売されている屠蘇散

実際に販売されている一般的な屠蘇散を買ってみました・・・原料は薬事法などの分類等も関係していると思いますが、山椒果皮、みかん皮、桔便根、浜防風、椎皮、おけらの望葉と食品の分類に該当している部位などを使用しているみたいです。

飲み方も本当は専用の器などを用意した上で行うらしいのですが、一般的には屠蘇散を清酒(100ml~300ml:1~2合)の中に浸して入れ、一晩漬け込んでから年下から順番に年長の順に飲むらしいです。味もあるので好みに応じてみりんや砂糖などを入れる事もある様です・・・

[PR]
本格的に試されたい場合には今回紹介した生薬はナガエ薬局さんで購入をする事が出来ます。屠蘇散以外にも色々な種類の生薬や漢方薬などもありますので説明を見ながら選択することもできますのでおすすめです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

翻訳(Translate) »

たーちゃんのたわいもない日常日記をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む