香砂平胃散と食事会

前回では年末に頭痛と嘔吐による緊急事態が発生しましたので病院へ行く事になり、原因が判明して症状も良くなってきましたが29日は食事が食べられない状況でしたので、30日は体調を充分に回復させるためにも休息を取って1日家で休む事になりました。実は彼女の親戚も日本に来ていますので、親戚の恋人も含めて31日にみんなで食事会をしようと約束がありましたので、さすがにその予定は絶対に何とかしたいという事もありました・・・

日本でも正月に親族で集まる習慣がありますが、どうやら彼女の国でも年末はみんなで集まって食事をする習慣があるみたいです。その予定を彼女は折角親戚に会えることになっているのにさすがに中止にはしたくないという考えがあったみたいです・・・

処方箋病院へ行った際に頓服薬として鎮痛薬、胃腸薬、吐き気を止める薬を処方箋として数日分をもらったので、とりあえず29日の夜に薬を飲んで寝た所、30日には改善されていました。鎮痛効果のあるロキソニンでした・・・

ただ、29日からずっと食欲がかなり減退していましたので、胃薬だけでも飲んでも良かったのですが、鎮痛薬と一緒に飲むためにと出されていたので目的が違うのではないか・・・ということになり・・・とりあえずこのままで良いから何か食べないといけないという事になり・・・栄養ゼリーなどをとりあえず購入する事になり、自分が買い出しに出かけて野菜ゼリー、鉄分のサプリメントなどを購入して飲ませました。

午前中は栄養ゼリーなども「おいしい」と鉄分のサプリメントと一緒に食べたりして落ち着いていたのですが、やはり胃がいまいち回復しないみたいなので胃腸薬を購入して飲もうと決断した彼女でしたが・・・スマートフォンの画面を見せながら・・・

外国人彼女の困り顔この漢方薬ってあるのかなあ・・・
たーちゃんの困り顔うーん・・・どうなんだろうか・・・

・・・と見せられた漢方薬は以前彼女が飲んで調子が良かった「香砂平胃散」という漢方薬でした・・・実際に彼女の親が飲んでいた事があり、その時に少し飲んで調子が良かったとも言っていましたが・・・うーん、外国では当然あると思いましたが、さすがにこの漢方薬はなかなか無いだろうと思い、探していたところ・・・少し処方が異なっていますがタケダ漢方胃腸薬Kという胃腸薬がありました。タケダ漢方胃腸薬Kは香砂平胃散という漢方薬に芍薬を追加で配合した漢方処方の胃腸薬です。

◎香砂平胃散(引用:醫學百科さん(中国語)
・適應癥/功能主治
健脾,溫中,燥濕。用于飲食不節,食濕互滯所致的胃脘脹痛,消化不良。
・用法用量
口服,一次6克,一日1~2次

胃を元気にしたり、胃を温めたりする事で消化不良に効果がある漢方薬として消化に導く胃腸薬として用いられているようです。妊婦には使用は禁忌で、服用中も酒や冷たい物や脂っこい食品は避ける、高血圧、心臓病、肝臓病、糖尿病などの場合には指導を受けながら服用することとされています。

さすがにこの漢方薬の処方を見つけた時にはあるんだ・・・っとびっくりしてしまいました・・・他にも漢方処方の胃腸薬として大正漢方胃腸薬などもありますが、パッケージの成分などを見ると胃腸に対しての漢方薬は「安中散」という漢方薬を基本的に使う場合が多いみたいです。ただ、先ほどのサイトで安中散という漢方薬の部分を醫學百科さん(中国語)で見てみると配合もそれぞれで効果なども異なるようです・・・

タケダ漢方胃腸薬Kには錠剤と細粒の2タイプがあるのですが細粒にしました。彼女は漢方薬の場合はほぼ確実に細粒を選択します。細粒にする理由を聞いてみると細粒の方が飲みやすく、味が苦い場合でもカップにお湯を注いだ後で溶かして飲めば飲めるという事でした。この飲み方はどちらかといえばコーヒーなどの粉末を入れて飲む方法に似ていますね・・・

[PR:胃腸薬にも色々な種類があります]
胃腸薬にも色々な種類があります。例えば食欲がない方におすすめな胃を元気にして消化をさせていく胃腸薬や胃が痛かったり胸焼けがあったりする場合には胃酸から粘膜を保護する胃腸薬二日酔いや吐き気がある場合の胃腸薬漢方処方を中心とした胃腸薬などがあります。特に昔から有名な甘樫胃腸丸は昔から有名な胃腸薬で子供にもお使いいただける生薬のみでおすすめな胃腸薬です。今回紹介しているタケダ漢方胃腸薬Kも胃が弱って食欲が無い方を中心におすすめではないかと思います。

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