動物園と言えば動物ですが、よこはま動物園「ズーラシア」では動物以外にも意外な部分を見る事ができます。動物園の園内に植えられている植物を見ていると比較的色々な部分で接している植物を見ることができます。あまり興味は無いかもしれませんが意外な植物が植えられていたりもします。
まず見つけたのは漢方薬でも使用される生薬のシャクヤクを見つけました。シャクヤクはボタン科の植物で大きな白や紅などの花を咲かせますが、漢方として用いる部分は根での部分で代表的な漢方薬では芍薬甘草湯や加味逍遙散など多種類の漢方薬に含まれています。
芍薬甘草湯といえばこむら返りや足が夜良く吊ってしまう方におすすめな漢方薬でシャクヤク生薬としてでは月経不順や血液不足による筋肉の痙攣などに使われています。シャクヤクは残念ながら季節では無いので花が咲いていませんでしたが、季節になると綺麗な花を咲かせると思います。
しばらく歩くと今度はサンシュユの花をみつけました。サンシュユはミズキ科の植物で肝臓や腎臓に良いとされ、生薬としてはED（インポテンツ）や腰や膝がだるい方に用いられていたり、漢方薬では頻尿などに用いられる八味地黄丸などにも含まれている生薬です。
やはりスマートフォンで撮影すると手ぶれや太陽の光が反射してしまったりして影響を受けているのがわかってしまったりします･･･ただ、他にも色んな種類の植物が植えられていますので見ていくのも楽しみの１つではないでしょうか。動物以外での見所としても良いのではないかと思います。
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筋肉の痙攣などには芍薬甘草湯がおすすめですが、下肢の傷みには独活寄生丸