ビタミンB5(パントテン酸)について

 パントテン酸と一般的にはいわれていますが、ビタミンB5となります。ビタミンB5は水溶性ビタミンの一種で、生物界に存在している成分です。パントテン酸は糖質や脂質の代謝によってエネルギーを作り出し、腸内細菌によって体内でも合成されています。抗ストレスホルモンである副腎皮質ホルモンの合成にかかわり、自律神経物質の生成に欠かせない栄養素でもあります。そして、ビタミンB郡としての働きもあり、ビタミンB6や葉酸等とともに免疫を強化したり、解毒作用もあります。
 普段の食事でまかなうことができますが、ストレス環境にはビタミンC、Eとともに摂取するのがお勧めかと思います。欠乏してしまうと白髪、血圧低下、動脈硬化、食欲不振、胃弱や疲労などが生じる原因になります。

参考情報

・栄養機能食品の表示情報
(1)栄養機能食品の場合、表示してもよい内容
 1.パントテン酸は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
(2)栄養機能食品の場合、表示しなければならない内容
 1.本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
 2.1日の摂取目安量を守ってください。

注意事項

・摂取について
 尿として排出されますので摂取に関しましては問題ないと言われています。

含まれている食べ物やサプリメントについて。

・食べもの
 豚・牛・鶏のレバー、豚・牛・鶏肉、子持ちカレイ、ウナギの蒲焼きなど
・サプリメント
 ビタミンB5はサプリメントでも摂取することが可能です。サプリメントの場合にはビタミンB群での含有が多く、併用する際には注意しましょう。

免責事項

 家庭のサプリメントでは、成分別解説と症状別解説とを分けて解説し、これらの情報はあくまでも参考程度にとどめ、ご利用いただければと思います。また、これら情報は効果効能を保証するものではありません。このホームページに記載しております情報の転載・コピー・利用に関しましては一切お断りをさせていただきます。