ビタミンCについて

 水溶性ビタミンで、柑橘類の成分が壊血病を予防することから発見され、美白、美肌、シミの予防効果や風邪、ガン、動脈硬化性疾患に効果があるといわれ、抗酸化作用もあります。
 タンパク質の一種で骨や皮膚など結合組織の構成成分であるコラーゲン合成を促進、細胞の成長と修復に貢献するといわれています。抗ストレスホルモンである副腎皮質ホルモンの合成にも必要であり、ストレスが多いと消費されます。
 喫煙者は煙草1本で25mgのビタミンCが失われているといわれています。欠乏するとコラーゲン形成が不十分になりますので、血管壁の細胞が緩み出血しやすくなります。細菌に対する抵抗力が弱まる事でダメージを受けやすくなるといわれています。

参考情報

・栄養機能食品の表示情報
(1)栄養機能食品の場合、表示してもよい内容
 1.ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。
(2)栄養機能食品の場合、表示しなければならない内容
 1.本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
 2.1日の摂取目安量を守ってください。

注意事項

・過剰症について
 多く摂取した場合に胸やけや下痢といった胃腸障害や頭痛などを起こす可能性があります。(一部の文庫では1日に摂取する量が1200mgを超えた場合に下痢などを起こす可能性があるとの注意事項などがあります。)

含まれている食べ物やサプリメントについて。

・食べもの
 アセロラ、カムカム、ローズヒップ、イチゴ、ミカン、ネーブル、カキなど
・サプリメント
 ビタミンCは単体成分またはビタミンEと一緒で販売されている場合があります。マルチビタミンでの含有が多く、併用する際には注意しましょう。

免責事項

 家庭のサプリメントでは、成分別解説と症状別解説とを分けて解説し、これらの情報はあくまでも参考程度にとどめ、ご利用いただければと思います。また、これら情報は効果効能を保証するものではありません。このホームページに記載しております情報の転載・コピー・利用に関しましては一切お断りをさせていただきます。