ビタミンDについて

 カルシウムの代謝に必要な脂溶性ビタミンで、腸管でカルシウムの吸収を促進したり、肝臓、腎臓で活性型ビタミンDに変化させ、カルシウムやリンなどのミネラル成分の吸収促進をすることで骨の再構築促進をします。
 紫外線の作用によって皮膚でもビタミンDにプロビタミンD3から変換され、骨の材料となるカルシウムを摂取していても、ビタミンDがなければ骨や歯が形成されないといわれ、欠乏するとくる病、骨軟化症、骨粗鬆症などになりやすくなるといわれています。
 血液中のビタミンDはカルシウムの働きを調整、筋肉収縮作用があり、不足の際には骨のカルシウムを溶かしたり、カルシトニンや副甲状腺ホルモンなどとも共同して働きます。

参考情報

・栄養機能食品の表示情報
(1)栄養機能食品の場合、表示してもよい内容
 1.ビタミンDは、腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。
(2)栄養機能食品の場合、表示しなければならない内容
 1.本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
 2.1日の摂取目安量を守ってください。

注意事項

・摂取について
 脂溶性ビタミンですので、脂肪の様に体内蓄積がありますので、摂取量に注意が必要です。

含まれている食べ物やサプリメントについて。

・食べもの
 クロカジキ、サケ、アンコウ肝、カワハギ、サンマ、ウナギ蒲焼き、乾燥キクラゲなど
・サプリメント
 ビタミンDはサプリメントでも摂取することが可能です。ただし、マルチビタミンでの含有が多く、カルシウムなどとの一緒になっている場合も多いので、併用する際には注意しましょう。

免責事項

 家庭のサプリメントでは、成分別解説と症状別解説とを分けて解説し、これらの情報はあくまでも参考程度にとどめ、ご利用いただければと思います。また、これら情報は効果効能を保証するものではありません。このホームページに記載しております情報の転載・コピー・利用に関しましては一切お断りをさせていただきます。