マリアアザミについて
食用アザミに由来し、食用として種子を炒ってコーヒーの代用や若い新芽はサラダに利用され、ヨーロッパでは昔から民間薬として使用されてきました。種子から抽出されるシリマリンは細胞内で抗酸化物質として働くことで、生体内で活性酸素除去物質のグルタチオンを増加させ、タンパク質の合成を促進することで、肝細胞を再生すると言われています。
動物実験や臨床試験から肝機能改善に関する効果が多数報告され、安全性も確認されています。また、製造されている抽出物は種子から抽出・精製され、ドイツにおいて医薬品として認可がされています。他にも肝臓、胆のう、膵臓、消化管の病気や母乳不足などに用いられています。