メリロートについて
メリロートは古代から、消化不良や頭痛などの薬として使用されていました。日本には帰化植物として、江戸時代後期に、品川で野生化したものがよく見かけられたことからシナガワハギという名がついたといわれています。
ヨーロッパでは、全草が薬剤として静脈瘤や血栓静脈炎などの患者に投与されていて、静脈用医薬品として販売されています。血流を促し、毛細血管の透過性亢進を抑制や血管収縮の低減、抗炎症作用により、末梢循環を改善するとともに、むくみを解消することが知られています。