Harmony OS 3がやってきた

デメリットに感じる点

HarmonyOS3になる事によるデメリットも多々ありますので記載しておきたいと思います。

アプリについて

一番デメリットに感じてしまう点としては以前紹介していたGMSが使えない場合のアプリについての方法などAPKからのインストールに関して一層の制約(動作できなくなったアプリなどが増加)が掛かるようになりました。また、APKをダウンロードしてインストールする際にHMS(HUAWEI Mobile Service)に搭載されているアプリがある場合にはそちらからのインストールがほぼ強制されます。(安心と考えるかは個人の自由です…)

ただ、アプリがこの様な状況なので逆にデフォルトで搭載されているブラウザに関する部分で進化が進む事でほぼパソコン表示にさせる事が可能となりましたのでパソコンと同じ動作を実現する事が出来ます。デスクトップにお気に入りを置く事もできますので動画サービスに関してもアプリではなくブラウザとなりますので余計なアプリの導入がないという捉え方も出来ます。

現在メールを使用されたい場合にはOutlookアプリが使いやすくおすすめしますが、できれば搭載されているメールアプリを基本的にもっと使いやすくしてくれれば済む部分ですので改善して欲しいと思います。後はブラウザでデフォルト検索エンジンを別に設定している際に設定異なるけど元に戻してよいかと警告を出して検索エンジンを変えようとするのはやめてほしいです…

文字入力システムとの連携が…

Harmony OS3へのアップグレード時におすすめされる入力システムがデフォルトで搭載されているHUAWEIが開発しているCelia Keyboardという入力システムになりますが、これがHUAWEI Smart Keyboard for MatePad 10.4との相性がとにかく悪い状況でブラウザのアドレスや問い合わせフォームなどに入力してENTERを押すと即検索を実行といった状況になりますのでとてもじゃないですが使えません…

その辺が改善されれば問題ないですし、多言語もスムーズなので使いやすいと感じますが、現在はとにかく使いにくいのでGboardを引き続き継続しています。

個人的な感想ですが…

個人的な印象としては使用感はChromeBookでも存在している2in1形式の様なパソコンに近いが実際はそうではないといった位置づけであったり、昔のPDAなどといった感じを目指している様な印象を受けました。確かにGMSの使用ができない部分では苦労する事も多いかもしれませんが、基本アプリがなくてもブラウザで使用できるサービスなどを使用している場合はブラウザで出来てしまいますので気軽に持ち運んでパソコンの簡易版として使用するという用途なら良いのではないかと思います。

ただ、日本のHUAWEIはすでに元気を失っている感じでどちらかといえばウェアブル端末やイヤフォンといった印象でスマホとタブレットもそこまで気合を入れている感じが一切ないのでアップグレードはグローバル版と比べるとそこまで期待はできないかもしれません。

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