さすがに届いた合計１２kgのみかんを１人で黙々と食べる･･･という訳にもいかずにさっそく到着したみかんを職場の皆さんに少し差し入れしました･･･彼女の家に行って分けて、家に帰って分けて、近所にお配りして･･･を繰り返してもそこそこ余りますので黙々と食べ始めました･･･ぱくぱくと食べていると甘くてついつい食べ過ぎてしまいますね･･･
前ページでも記載しましたが、中身は普通のみかんと変わりはありません。まれにぶつけた部分が少し味がぼけている程度だと思います。味がぼけているという表現はあまり全国的にはしないみたいです･･･味に特徴が無く水っぽいという表現の方が良い気がします。皮を剥くのが少し大変ですがおいしいです。
皮を剥きますので手は黄色くなりますね･･･写真では見にくいかもしれませんが、指や爪などの境目が黄色くなったりしてしまっています･･･仕方が無い部分ですが食べれば食べるほど黄色くなっていったのは言うまでもないですが･･･
実は冬にみかんというのは実は非常に理にかなっているらしいです。
みかんといえば中身もそうですが、皮の部分を洗って乾燥させてからそのままお風呂に入れたり、粉々にしてお茶にしたりする方もおられます。皮を乾燥させたものを陳皮（チンピ）といわれています。
みかんといえばビタミンCなどの美容に良いとされている成分が豊富に含まれ、正月にはみかんを食べる習慣などもあり親しまれている果物ですが、実はこの陳皮（チンピ）という生薬は風邪薬として昔から使用されてきました。また、みかんの皮や身を覆っている袋、スジなどにはヘスペリジンという成分が多く含まれ、血管を強くしたり、コレステロールの改善、血流改善効果、抗アレルギーなどがあると言われています。
みかんの皮を食べてみるとわかりますが、乾燥させた陳皮（チンピ）という生薬も味は苦いのですが、身体を温める性質（胃を温めて寒さを散らす性質）を持ちますので、胃部膨満、消化不良、食欲不振の方におすすめです。他にも最近では血流改善効果に注目して血行促進効果を目的とした育毛剤なども発売されています。
みかんがいまいち皮を剥いて食べにくいという方や夏場に冷房などによって食欲不振になりがちな方にはみかんの皮を乾燥させた陳皮がおすすめです。特にみかんは夏場には当然旬では無く手に入れることも難しいのでおすすめです。